6.カリ・シュワール・スワミが、右手から金属性のブレスレッド(アンクレ
ット)を出した。
カリ・シュワール・スワミに会いに彼の寺院を日を変えて2回訪問したが、2
回とも不在であった。彼は地方の信者に会いにいっているということだった。安
部さんが交渉してツアーの最終日近くに会えるかもしれない、ということになっ
た。楽しみにしながら我々はバラ・サイババの寺院のある町に移動した。すると
、我々の宿泊していたホテルにカリ・シュワール氏も偶然に宿泊していることが
わかり、急きょそのホテルの一室を借りてインタビューをすることになった。
カリ・シュワール氏の寺院にいた側近の人の話では、カリ・シュワール氏は1
4年前までは学校にいく普通の少年だった。サティア・サイババのダルシャンに
カリ・シュワール氏が参加していると、サティア・サイババがカリ・シュワール
氏の手を引いてインタビュールームに連れていき、カリ・シュワール氏は過去世
ではヒマラヤにいた人であり、普通の人間ではないすごい人物になんだ、といわ
れたそうである。カリ・シュワール氏も本当の自分に気が付いて、カリ・シュワ
ール氏が本来もっていた能力が目覚めたという。
カリ・シュワール氏は、ほんの2年前までは近くの学校で勉強していたのであ
り、カリ・シュワール氏の寺院ができてきたのもほんの1年ほど前からで、まだ
まだ建設途中である。
カリ・シュワール氏が行なう物質化現象としては、安部氏が以前に、木の実の
ようなものでできているネックレスを出してもらったことがあり(写真)、腕を
ぐるぐる回していると、いつのまにか手で掴んでいたそうだ。はじめは、音がし
なかったのだけども、突然なにかがぶつかり合う音がしだして出てきたそうであ
る。安部さんが後で同じようにやってみても、そういう音は出なかったそうであ
る。はじめ物質の小さな種が手の中で生まれ、それがぶつかり合う音を出し、次
第に大きくなって紐で結ばれてネックレスができたのではないか、と安部氏は考
えているという。
カリ・シュワール氏は、物質化のほかに、ヒーリングの力もたいへん強く、話
をしてくれている側近の人がかつて心臓を患ってサティア・サイの病院で治療を
受けていたときに、病院も治せなかったのに、カリ・シュワール氏が胸を触った
ら、たちどころに治ってしまったそうだ。その診断書は、プッタパルティーのサ
イババの病院に保管してあるという。
線香の香りで満たされたホテルの一室に床に座って待っていると、白い服を着
てうす黄色の布をマフラーのように首にした口ヒゲを生やしたカリ・シュワール
氏が現れ、オレンジ色の布がかけられた椅子に座った。しばらくインド人のガイ
ドと話をして、そして我々の質問を受け付けた。
この子の障害はよくなるのか、神様というのは本当にいるのか、アガスティア
の葉に書かれているカルマはお金を支払うことで解消されるものなのか、長年患
ってきた内臓の病気は治るのか、といった質問がなされ、カリ・シュワール氏は
一つずつ答えていった。個人的な質問はあとで個別に受けつけた。
ガヤトリーマントラの唱え方を練習して、全員で唱えた。
途中でインド人のガイドが、部屋を白い布で、ベッドがある側と床の側とに2
つに区切り、病気や個人的な相談事はベッドの側で行なわれた。
安部さんが出てきて、カリ・シュワール氏が物質化したビブーティだといって
、右手にのせた白い粉をみんなに配っていた。
障害をもつ青年や胃腸の具合が悪い人などが順々にヒーリングを受けた。
白い布のシルエットにカリ・シュワール氏が腕をぐるぐる回し、何かを掴んだ
のが見えた。すると、未知領域研究所の女性スタッフが手にネックレスのような
ものを持って出てきた。カリ・シュワール氏が彼女の目の前で物質化した銀色の
金属光沢のあるネックレスである。
イエローダイヤモンドなどの「宝石」を物質化してもらった人が何人も出てき
た。そしてカリ・シュワール氏が白い布の側から我々の座っている側に出てきて
、ツアー参加者の一人であり私の2人となりに座っていた人を指差して、
「彼の名前はなんというのか?」
と未知領域研究所のスタッフに聞いてきたので名前を告げると、カリ・シュワ
ール氏は右腕をぐるぐると大きく外回し数回まわしながら歩み寄り、
「Catch!」
といったと思うと、いつの間にか、銀色の金属性のブレスレッドのようなもの
を右手に掴んでいて、名前を呼ばれた人が両手を広げて差し出しすと、物質化し
たブレスレッドのようなものを静かに渡したのだった。その後、隣に座っていた
人とその隣に座って撮影していた私の眉間に指を押し当ててビブーティのような
ものをつけた。カリ・シュワール氏のあざやかな物質化現象に、一同びっくりし
て興奮してしまった。
############### 写真 3 ##############
###
インド人ガイドの話では、これは女性が足にするアンクレットだという(写真
3)。私は幸運にもこのときの様子を8ミリビデオで撮影していた。
カリ・シュワール氏の回す腕は画面内におさまっていた。物質化をする様子を
しっかりとビデオで撮影しろ、といわれた感じがしてならない。その時のビデオ
を再生してみると、右腕を外回しに7回まわし、腕の回転を止めると、すでにア
ンクレットは物質化していた。アンクレットは2つで一組のものであり、輪と輪
がつながっていた。スローモーションで再生すると、腕を1回まわしたところで
手の中に白っぽくみえるものが現れるので、始めに物質の種ができていて、だん
だんとそれが形作られていくのかもしれない。さもなければ、すでに物質化し終
わったアンクレットを手に握って出てきて腕を7回まわしたのかもしれない。こ
のところはなんともいえないところである。
カリ・シュワール氏は、安部氏にヒーリング能力を伝授し、安部氏は障害者の
青年をヒーリングした。障害が少しでも軽くなってほしいものである。
赤い宝石のような石を物質化してもらった人は、いい気がものすごく出ている
といっていた。その出し方は、重ねた両手を擦りあわせてビブーティが手にいっ
ぱいに出てきたと思ったら、その手の中から赤い石が出てきたそうである。
以上でカリ・シュワール氏とのミーティングは終わりになったが、このときの
ミーティングがきっかけでカリ・シュワール氏が日本に来ることになった。9月
には来日することになるだろう。
ところで銀色のネックレスを物質化してもらった女性が、帰国後にネックレス
をしたまま温泉に入ったら、黒色に変色してしまったそうである。これは、ネッ
クレスが、硫黄などの温泉中の成分と化学反応を起こしたためと考えられるたい
へん興味深い現象である。
次項へ
目次に戻る