8.結論
今まで述べてきた物質化現象は、現代の科学の常識を完全に覆す可能性を持っ
ている。これは、エネルギー保存則や質量保存則という現代科学のセントラルド
グマに矛盾している現象である。しかしながらこのようなことが果たして「再現
性」よく起こることなのだろうか?
私は、意志により物質化現象をコントロールできる人はいてもおかしくないと
思っている。彼らはこころの中でどのようなことをしているのであろうか?その
やり方は学習すればだれでもできることなのだろうか?安部氏は、カリ・シュワ
ール氏から物質化の奥義を習うといっていたので、ぜひ習得していただきたいも
のである。
私は、脳神経系を中心とした人間の情報システムがレーザーのようなコヒーレ
ントな状態に入り、カオティックな次元まで含めたある特徴的なパターンをもっ
た状態に入ると、精神世界と物質世界とのシンクロが始まり、コンピューターで
たとえるならば既知の法則がリセットされリブートがはじまると仮定して、その
間に精神世界と物質世界との相互作用が活性化し、その時に既知の法則を超えた
現象が起こる、そういう可能性はあるだろうと考えている。変性意識状態などの
特異な状態では、精神世界で形づくられた物体のイメージがダイレクトに物質世
界に影響を及ぼし、スプーン曲げや念写、ときには物質化などのサイ現象が起こ
り、精神世界のイメージが物質世界でも形作られてしまうのではないだろうか。
このようなプロセスでIDF(固有波動情報の場,Intristic D ata Fields)の
書き換えが起こるのではないだろうか。
もちろんリブートがおこっているとしても、単純に時系列に沿っておこるとは
かぎらない。また、唯物論的な考え方が残っている、というご批判もあるかとは
思う。そもそも、物理法則が脳神経系の配下にあると考えること自体が荒唐無稽
でナンセンスな話だというご批判もごもっともではあるが、私は、既存のオペレ
ーティングシステムに従属することなく、合目的的に柔軟な理論を構築できない
ものだろうかと考えている次第である。
しかしながら、私がインドで見てきた「物質化現象」は本当にサイ現象なのだ
ろうか?既存の物理学の枠組みで説明できることなのではないのだろうか?この
私の疑問は、2カ月以上たった今でも解けることなくいつまでも疑問のままなの
である。この論文で断定的な表現をしていないのは、
「私がみた物質化現象は本物である」
と断定するほどの確信を今だ私自身が持てないからなのである。
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